車を買い、どこかへ行きたいが行先が無いという友人に東京貨物ターミナルへ連れて行ってもらいました。 着いてそうそう発見したのがワ100型、バイモーダル輸送の一種として、トレーラー状態にも、貨車にも なる車輌として製作されました。最初は変なトレーラーだなと思ったのですが、よく見ると標記が。肝心の 台車部分はどこ行ってしまったんでしょうか。公道でこの状態だと駐車違反になるのか?など疑問が多い車 輌です。
当時最新鋭だったコキ72も発見しました。父によると展示会に備えて留置してあったのではとのことです。 ISO規格のタンクコンテナやハイキューブコンテナを搭載するために製造された低床コンテナ車ですが、 高価だった為か廉価版のコキ200がその後登場するなど量産化の兆しが見られず悲しい限りです。
新車の後は旧車で、コキ27996の最初の2は12ftコンテナ4個積み改造を表します。ということで、 コキ7996について調べてみると、昭和42年から製造されたタイプに分類され、自動連結器と緩衝装置が 変更されています。また、台枠の補強も少ないすっきりしたタイプです。コンテナが一つも載っていないので ディティールアップの参考にして下さい。
新鋭コンテナかと思っていた18Aコンテナも最近では廃コンが出ているようです。主に事故によるものの ようですが、これらは見た感じそれ程老朽化していないような気がします。ただ、コンテナの大事な部分は 緊締装置と固定する部分と聞いた事があり、そこが駄目になると上回りが綺麗でも捨てられてしまうのかも しれません。コンテナにはなりたくないですね。
茶色塗装となり車籍復活した9号機が再び去ってしまい、56号機が後を継いで茶ガマになりました。 ただ、「JR貨物」の標記やメーカーズプレート撤去などは行われず、ただ一般色を茶色にした感じです。 そんな56号機もそろそろ廃車を気にする時期が来ました。EF210の茶ガマとかは見たくないですね。