K42編成


2007年3月4日完成
Tc1120 M2076 M'2076 T1504 M2077 M'2077 Ts1232 Tsd5-2 M2078 M'2078 Tc'2055
車体 WIN eキット TOMIX 現行 TOMIX 現行 TOMIX 旧製品M TOMIX 現行 TOMIX 現行 TOMIX 現行 TOMIX TOMIX 現行 TOMIX 現行 TOMIX 現行
下回り TOMIX 115系 TOMIX 現行 TOMIX 現行 WIN eキットT車用 TOMIX 現行 TOMIX 現行 TOMIX 現行 TOMIX TOMIX 現行 TOMIX 現行 WIN完成品(TOMIX)

使用パーツ一覧

                         
クーラー TOMIX TcのみAU75G
ベンチレータ TcはWIN、それ以外はTOMIX  
パンタ TOMIX製品付属のPS16にPS22スリ板でPS16改へ。
パンタ引き棒 富士川パンタ鍵外し。
避雷器 TOMIX・KATOLA17新
無線アンテナ GM 113系キット付属1本足タイプ。
信号炎管 TOMIX Tcはモールドを削りTOMIX付属を使用。
ライト タヴァサ ヘッド・テール共にB、種車ライトを加工中破損したため。
前面ステップ タヴァサ ジャンパ栓を交換した関係で使用
ワイパー タヴァサWP35・50を使用。
手すり タヴァサ・トレジャー 前面はタヴァサ113系用、先頭車屋根上はヒゲ付き。妻はトレジャータウン169系用。
ホロ TOMIX 製品に付属していないTsdとT(旧ロットのため)は先頭車用を使用。
サボ受 銀河・RF銀河パーツを使用してきたが、号車札は製品のままなのでコストダウンを図り レボリューションファクトリーのものに変更。
MMフィルタ トレジャータウン 妻板のフィルタは113・115系用を使用。
MGルーバー タヴァサ 103系用。
乗務員室手掛け トレジャータウン ルーバー集に含まれるもの。
トイレ換気扇 トレジャータウン Tcのみ115系更新車用。
Dコック Tcのみタヴァサ Tcのみ加工中にモールドが消えたのでタヴァサ(丸)を使用。
連結器 TOMIXTN密連
ジャンパ トレジャータウン Tcのみ3連KE76。
床下機器 TOMIX・GM・WIN 各バラ売りパーツ。
その他 タヴァサ 列番表示器。
標記 TOMIX・自作・イリサワ・KATO JRマーク(イリサワ)、車番(TOMIXサロ110)、グリーン車マーク(KATO) 、ATS・所属・Tc車番(自作)
シール ペンギン・GM 列番(GM)、その他(ペンギン)。

 113系の模型は平成15年の訓練車(量産先行車)、S97(1次車)、平成16年のサロ110(2次車)、K60(2次車 未成)と 作ってきました。量産先行車では前面のみ全て手すりは別パーツ化、1次車では工期短縮を目指して別パーツ化をやめました。 2次車では金属車体を編成に組み込んだ場合を検討するために、バラでTs車を製作、さらに1次車と同仕様でK60を製作していました。

 しかし、パワーポイントを使用した某発表が行なわれた際に、ウチの模型を使用し、拡大された画面にS97Tc車の前頭部 がアップになりました。そこでGMの前面があまりにも似ていないことに気付き(ようやく?)、K60は製造中止となりました。 もともと2次車でライトユニットを準備工事とし、K60はどうするか決まっておらず、検討もあり中間車のみ仕上げに入っていました。

 この前面形状、ライトユニット、TNカプラーの問題を考慮すると、TOMIXベースで側面のみGM等に置き換える工法が、編成単位で 並べた時に仕上がりが統一できて良いと判断しました。また、マイクロエースがどんな113系を出して来るのかも気になっていました。 また、WIN eキットによる廉価な0’番台の発売もありました。

 昨年、マイクロエースから113系が発売され、ジャンパ栓の装備等はありましたが、それほど従来製品に比べてディティールの優れた 製品ではないことも分かり、平成18年度車(3次車)の仕様を決めました。この間、WIN eキットを使用して前面手すり 別パーツ化を検討していたこともあり、手すり関係は別パーツ化、前面部分はTOMIX・WIN(1000番台)を使用することとしました。

 先行していたTcが1120号車だったことから3次車はK42とし、加工を始めました。その間パンタ周り、妻板手すり、床下機器移設をどこまで 行なうかを検討しながら進めていましたが、最終的に作り直しや追加工の手戻りを考慮すると全て実施しておいた方が良いと考え、 できるだけ別パーツ化を図りました。

 前置きが長くなりました。Tc以外はTOMIX製2000番台セット等を種車とし、TcはTOMIX115系単品と床板を入れ替えてあります。 また、レイアウトの坂を考慮して上り・下りユニットに動力を入れてあります。T車のみWINの床下を使用しています。これは、ブレーキ ユニットが再現されていたためですが、結果的に大幅な移設を伴ないました。

 Tcはeキットですが、前面と側面の継ぎ目にそのままで前面強化車になってしまいそうなパーティングライン等があり、修正に 苦労しました。Tsd以外はIPAで塗装を落としてから加工しています。Tは大学の後輩から貰った旧ロットのM車で、K60のT車として 加工していたものを剥離再塗装しました。モールドのMMフィルタは削り落としてあります。

 各車は手すり交換しましたが、両数が多いので冶具を作って穴あけをしていきました。Tsdについては再塗装しないため、ビードを削らないように しつつモールドを削りました。ワイパーもモールドを削って交換しました。

 屋根のクーラーランボードは2000番台後期車のT以外、GMの113系付属品と交換しました。Tcは付属屋根板を使用しています。 面倒に思えますがランボード交換は効果的です。

 側面や妻には製品で省略されているサボやフィルタ・ルーバーを取り付けます。Tcのドアコックはモールドが丸タイプですが、 繊細すぎて加工中に消えてしまい、パーツを付けています。乗務員室の手掛けはコツ車の特徴ですが、トレジャータウンのパーツに 含まれており、歓喜して使用しました。MMフィルタは製品の在庫が市場に少なく、先行きが心配だったため自作していましたが、 トレジャータウンの大口購入というシステムで大量に作って頂きました。

 車内は車端部のロングシートをプラ板でセミクロス化し、トイレは仕切りを付けました。しかし、車内照明を付けないウチでは あまり効果が無いようです。

 床下はTOMIX製品がTcのみ2000番台、T・MM'は1000番台という状況のため、半ばキレ気味で移設をしました。他車だと気になりませんが、 113系はそこそこ再現されていないと気になります。ハセガワのエッチングのこが大活躍し、機器撤去→別床板から切り出した新規機器取り付けではなく、単純に 元の機器を移設するだけで使用できました。移設後は自己満足ですが、M車のCCOSが主制御器から近いところ、Mなのに意外と台車付近が スカスカしているところなど、2000番台の特徴は再現できたと思います。M'車はMG周りの見た目は同じですが、2000番台はM側が少し広かったような記憶が あります。しかし写真からは分からず、ブレーキ関係を除くと殆ど製品のままになっています。なお、WIN製床下を利用した8号車T車は ボルスタ部を削って車高を下げています。

 床下標記も入れたいところですが、他車(E231・211)とのバランスや標記を入れるならばウェザリングもしたい・・・など 際限が無くなりそうでやめました。





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