Ts1202


2008年8月24日完成
車体 銀河モデル製キット
下回り KATO サロ183-0

使用パーツ一覧

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クーラー キット付属 AU13E
手すり トレジャー トレジャータウン169系用
ホロ キット付属TOMIX製
連結器 TOMIXTN密連
床下機器 - 水タンク撤去
標記 自作・KATO グリーン車マーク(KATO)、所属・車番(自作)

 2001年、まだ113系を作り始める前に、銀河モデルよりサロ110の改造グリーン車が数種類発売されました。東海道線で対応するのはサロ110-301と このキットのサロ110-304〜311でした。現役時代に好んで乗っていた化けサロなので発売直後に購入しました(←バイト時代 だったのでそのままmy取り置き棚へ・・・)351〜や302・303も予定品になっていますが、マイクロ製113系に351〜が含まれていますし、 なんだかやる気は無いようで、その後他のキットの製品化へ移ってしまいました。

 在庫棚にしまい込んで7年、当時は113系をこんなに作るようになるとは思っていませんでした。せいぜいTOMIXのA・Bセットを 購入してそれに挟んで遊ぼうかと思っていたこのキットですが、在庫消化の一環で、サロ110-301と共に製作開始しました。

 キットは真鍮折り曲げの屋根一体ボディに妻板を付ける構造で、普通の真鍮キットのような裏表2枚重ねではなく、KSモデルの キットのような1枚モノです。よく見ればサボ受けはスジ彫り、なんと雨樋までスジ彫り、説明書には決定版とか書いてありますが なんとも妙な仕様です。その上、上級者用という妻板の手すりは表から準備穴が・・・普通裏からだろうに。手すりを付けない人は どうしろと。

 だいぶイラっとしながら工作を進めました。妻板には手すりを設置し、サボ受けは銀河のパーツ、雨樋はプラ板で追加しようと しましたが、見苦しくなるのも嫌でそのままにしました。

 塗装はクモヤ440同様田宮のスーパーサーフェーサーを下塗りしました。強度的には不安が残りますが、塗りわけ時の剥がれはありませんでした。 (むしろ製作後に妻板下部などぶつかると剥がれるところがあり今後が不安)。この化けサロは雨樋の緑帯がとても細く、子供心に はそれが印象的でした。しかし、塗りわけて見ると何かが違う・・・雨樋が凹モールドのため、その隙間にも緑が入っていて若干 太く見えるようです。今後の増備の比較も兼ねて、友人用に製作したKATOボディベースのサロ110-304〜ともその雰囲気の差がありました。

 取り立てて改善の方法が見当たらなかったので、そのまま仕上げました。その後も仕上げで塗料の付いた指で車体を触ってしまったり 何かと問題がありましたが、何とか完成。非常換気窓は位置もバッチリ決まり、ここは決定版というだけありました。クーラーは メッシュタイプのようですが、製品付属のルーバータイプをそのまま付けてしまいました。

 カプラーは余っていたTOMIXの0333を両面テープで固定しました。車体の受けも妻部にあるので、ちょっと強度が心配ですが、 まぁ2002年にはもう廃車になっていた車両ですし、レギュラーメンバーでは無いので良しとします。

 比較のため、サロ183-0をただ塗り替えた車両。雨樋の細帯はこちらの方が実感的です。この車両は友人宅へ・・・





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